2016年9月8日木曜日

槍の穂先ノルウェー

槍ヶ岳登山、今回は新穂高温泉、飛騨沢と登って槍ヶ岳山頂の肩にある槍ヶ岳山荘に着きました。上高地から槍沢、喜作新道で東鎌尾根、双六方面から西鎌尾根、南岳方面から、それぞれのルートを登ってきても槍ヶ岳山荘ですべて合流して、標高差約100mの槍ヶ岳の穂先が最後の登りとなります。必要のない荷物は小屋に置いたりデポしたりして登ります。


小さなリッジ(岩尾根)を越えて少し下ると、目の前に小槍という岩のピークが見えるようになります。何年か前に登っていて、わかりにくい写真ではありますがブログ記事に書いてます。こちら


登りのルートと下りのルートが分かれています。自動車と同じ左側通行です。岩につけられた白いマーキングに導かれます。奥に見えるハシゴの上がだいたい中間地点。


下の安定した岩場で、考え方と体の動かし方のレクチャーをしています。要は、体重を支えるのはあくまで両足であるということ、基本両手はバランスをとるということと、確実にこなすために三点支持の理屈。語学力がなくても真剣にポイントだけで伝わるから不思議です。両手両足で自分の体重を支える、ポイントは4点、そのうちひとつづつ動かしてください、ということなのですが、1,2,3,4との呟きが聞こえるような感じで皆さん登ってきます。


登りのルートと下りのルートが交錯するところ。鉄のアンカーを使って左をまっすぐ登っていけばいいのですが、そのままだとちょっと厳しいので、ほんの1~2m右の下りのルートを使った方が簡単に登れるところです。この日は空いていたので下山するパーティーを待って登りました。


落石しないよう注意してゆっくり上ります。


最後のハシゴは2段。とくに最後の長めのハシゴは傾斜がありプレッシャーを感じるところです。


最初の女性は必死!2番目の男性は余裕。高度感マックス。


最後のハシゴを登り切って山頂。狭いです。


お決まりの記念写真。いつもここでは気持ちが一つになります。達成感というやつです。


登ったら下らなければならないのが登山。


前を向いたり後ろ向きになったり、だんだん皆さん高度感に慣れてきます。


安全地帯に無事帰還。


ライブカメラをタブレットで見ながらのライブの写真。


トラブルもなく無事に山頂ピストンに感謝です。


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