穂高の稜線で絶景を見たいというリクエスト。夏前から何度かセッティングしたものの悪天候のため流れ続けて・・・絶景見るなら西穂山荘に泊まるしかないでしょ!翌日は雨予報でもとにかく行ってみようとなりました。新穂高ロープウェー山頂駅から西穂山荘までは1時間ちょっと、初日に早い時間のロープウェーに乗っても時間を持て余すので、乗鞍岳に寄って行こうとの当初の計画を急きょ変更してとにかく西穂山荘となったのでした。
土曜日なんかだと登山者向けに7:00発の便が第二ロープウェーから出ますが、ウィークデーだったので8:45発。穂高の稜線に一番簡単に上がれるのが新穂高ロープウェーです。
駐車場の車のナンバーは全国各地から。鍋平高原駐車場(登山者用)からちょっと歩いてしらかば平駅。10分くらい歩くでしょうか。
山頂までのチケットを買います。
やっと回ってきた順番。秤はザックの重さをはかるためです。6kg以上で別途200円かかります。第一ロープウェーから乗ると300円かな。ちなみに自分のザックの重さを測ってみたら18kgありました。
2段になった第二ロープウェー。定員は121名だそうです。標高1200mの鍋平高原から標高2150mの山頂駅まで約7分で到着です。
快晴の天気。乗客の皆さんワクワクです。写真は笠ヶ岳。
新穂高ロープウェー山頂駅の展望台。笠ヶ岳から双六岳の展望。
観光ではありません登山です。西穂高岳の稜線が登山道からばっちりでした。
登山道の様子。本当によく整備されています。こんなに大きな石どうやって動かしたんだろう?と思えるようなサイズの石も歩き易いように並べられていたりします。さすが北アルプス!
西穂山荘到着。通年営業の有り難い小屋です。
ロープウェー山頂駅から登りながら、一週間ぶりの晴天ということで、荷揚げのヘリコプターが盛んに飛んでいました。西穂山荘の荷揚げが終わっていればいいなぁと思っていましたが、最後の一便に引っかかってしまいました。上の写真の小屋前の広場がヘリポートなので、すべての登山者は小屋の中に退避させられます。あっという間に終わりますが。
必要のないものは小屋に置いて登り始めました。小屋からすぐ始まる大岩のセクション。
丸山手前はなだらかな登山道。前穂高岳と明神岳が顔を出します。
丸山山頂。
丸山を過ぎると本格的な登りです。独標とピラミッドピークが見えます。
上高地の大正池もばっちり見えました。
独標にはたくさんの登山者。
独標の付け根の慰霊碑。有名な松本深志高校の遭難です。
「北アルプス・西穂高岳独標付近(2701㍍)で1967(昭和42)年、集団登山中の松本深志高校(松本市)2年生が落雷に遭い、11人が死亡、13人が重軽傷を負った遭難事故」信濃毎日新聞
独標山頂。11峰と書かれています。西穂高岳が1峰、そこから数えて11番目のピークが独標だということです。
独標手前の小さなピークには12の文字。西穂高岳のギザギザの稜線も12峰でおしまいということ。
西穂山荘に戻りました。翌朝、朝焼けがみられるようならもう一度丸山まで登ろうと決めました。
残念ながら朝から雨。下山です。せっかく来たのだから頑張って登ろうというより、せっかくだから天気のいい時に登りたいという発想の皆さんでした。
安房トンネルから松本に出てお昼。松本IC近くのお蕎麦屋さんへ。
6人前をどど~んといただきました。
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