新穂高温泉の無料駐車場はいっぱいでした。この駐車場から新穂高ロープウェーまでは歩いて10分くらい。富山平野に流れる神通川の支流蒲田川が右俣と左俣に大きく分かれるところ。ここからの登山は、ロープウェーで2000mまで上がって西穂高岳に行ったり、西俣から笠ヶ岳、鏡平、黒部源流方面。左俣からの槍ヶ岳といろんな方面に広がっています。
無料駐車場からロープウェー方面に歩いていたら駐車違反の切符。頑張って山から下ってきたらこんなのが車に貼られていた・・・なんてのは御免です。
穂高平小屋は営業していて放牧も行われていました。黒毛和牛がまったりとしていました。
石畳の登山道。並べられた石の上を歩くだけでどこまでも行けそう思えました。この登山道の整備は凄い労力です。槍沢や涸沢だけではありませんでした。それだけ入山者が多いということだと思います。
滝谷出合
ノルウェーの方々との槍ヶ岳登山でした。
滝谷を渡り切って藤木久三のレリーフ。登山史の中の人物です。険悪な穂高の谷、滝谷の初登者
ちょっと考えつかないようなこんなサインは好きです。すごくシンプルにシンホ高⇐、ヤリ平⇒と書かれていました。
ずっと右俣の左岸につけられた登山道。白出沢や滝谷の枝沢、大雨の時は要注意です。増水してかなり難しい渡渉になるようです。何人もの登山者が流されています。
木道が現れて傾斜が緩むと槍平。槍平小屋です。
次から次に日本列島にやってくる台風。その間隙を突いた登山になりました。天気予報に反して素晴らしい朝。朝日に輝いているのは涸沢岳です。
飛騨沢をつめました。日が差す前で登りやすかったです。森林限界を越えると眺めがいい!
千丈乗越分岐。正面には飛騨沢の上部がずっと見えています。これがなかなかしんどい。なかなか着かない飛騨乗越。おまけに槍ヶ岳山荘もずっと見えています。
ベニバナイチゴの実がじゅうぶん熟していました。
チングルマの綿毛も季節を感じさせるものでした。もう秋です。
飛騨乗越は槍ヶ岳から穂高につながる主稜線の上にあるコルです。大喰岳おおばみたけ、中岳、南岳と3000m峰を南下して穂高の大キレットに通じる尾根です。飛騨乗越に乗っかって初めて槍ヶ岳を見ることが出来ます。
狭い稜線上に整備されたテントサイト。こんな3000mの稜線ではテントを張りたくないな・・・
槍ヶ岳山荘前です。槍ヶ岳と安心して対峙できる場所。
お昼前には着いてしまったので、とりあえず槍平小屋のお弁当を食べることにしました。
続く。
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